セブ島で3カ月の語学留学を経験した私にとって、フィリピンは非常に思い入れの深い国の一つです。
そんなフィリピンの中でも、「いつか必ず行こう」と心に決めていた場所がありました。それが、世界一美しい島とも称される孤高の秘境、パラワン島エルニド(El Nido)です。
2026年4月、ついに念願の地へ。3泊4日の滞在で目にしたのは、移動中の「地獄のような舞台裏」と、それを一瞬で忘れさせてくれるほど感動的な「楽園の絶景」でした。
今回は、エルニドへのアクセスから「安物買いの銭失い」を痛感した移動の現実、そして拠点選びのアドバイスまで、リアルな旅の様子を詳しく解説していきます。
1. パラワン島・エルニドってどんな街?
フィリピンのパラワン島北部に位置するエルニドは、切り立った石灰岩の岩山と、目が覚めるようなエメラルドグリーンのラグーンが点在する、世界屈指のアイランドリゾートです。
今なお手つかずの大自然が色濃く残っており、ボートで島々を巡る「アイランドホッピング」が最大の魅力。まさに「秘境中の秘境」と呼ぶにふさわしい場所です。

位置としては、マニラやセブから飛行機で西へ約1時間。パラワン島そのものが「フィリピン最後の秘境」と呼ばれていますが、その最北端に位置するエルニドは、まさに「秘境中の秘境」と呼ぶにふさわしい場所です。
2. セブ島からエルニドへの遠い道のりと「地獄のバン移動」
エルニドへ向かうには、大きく分けて2つのルートがあります。
- エルニド空港へ直行: 快適だが航空券が高い
- プエルトプリンセサ空港経由: 航空券は安いが、5〜8時間の陸路移動が必要

今回は、費用を抑えるためにプエルトプリンセサ空港(PPS)経由を選択。航空券はセブ島からの往復で約2万円でした。4月1日の早朝便でセブを出発し、10時半ごろにPPS空港へ到着しました。
今回は、「12GO」というサイトで乗合バン(片道 約1,000ペソ/人)を予約していました。
12GOの公式サイトはこちら

空港近くの韓国料理屋でランチをしながらバンの迎えを待ちましたが、ここからが「地獄」の始まりでした。
①出発時刻をめぐる「チャットの攻防」
13時発の予定が、「他のお客が間に合わないから出発を遅らせるかも」という連絡が。納得がいかず、WhatsAppのチャットで粘り強く交渉した結果、なんとか13時過ぎに出発をもぎ取ることができました。

②ぎゅうぎゅう詰めでカオスな車内
迎えに来たハイエースに乗り込むと、車内は運転手を含めて合計13人の大所帯。本来の定員を無視したかのような、まさに「ぎゅうぎゅう詰め」の状態です。

燃料代の高騰により、一度の運行でできるだけ多くの乗客を運びたいという運転手の事情は分かりますが、これから5時間以上もこの窮屈さに耐えなければならないのかと思うと、出発早々、気が遠くなりました……。
③長時間のジェットコースター、そして「カオス」の極みへ
さらに追い打ちをかけたのが、荒すぎる運転でした。整備が行き届いてない道路を猛スピードで駆け抜けます。激しいアップダウンと連続する急カーブは、まさに「終わりなき拷問のようなジェットコースター」。
逃げ場のない密閉された車内ではアクシデントも発生し、まさにカオスそのもの。約5時間後、ようやくエルニドに降り立ったときには心身ともにボロボロでした。
正直、「エルニド空港までの直行便を使えばよかった……」と、人生でこれほどまでに「安物買いの銭失い」を痛感し、後悔したことはありません。
3. 滞在先「AirBnbのゲストハウス」と移動の注意点
選んだのは、市街地の喧騒から少し離れた静かなエリアにあるゲストハウスです。
| 宿泊先 | 滞在日数 | 料金 |
|---|---|---|
| AirBnb | 3泊 | 約20,000円 |

宿は中心地から離れていたため、片道400ペソかかるトライシクルではなく、レンタルバイク(1日600ペソ)を借りることにしました。好きな時に好きな場所へ行ける自由が手に入り、結果的に安上がりでした。

これから行く人へのアドバイス:
- 利便性重視: 多少騒がしくても「市街地」に泊まる。
- 静かさ重視: 市街地を離れる。ただし、バイクを借りる前提で動きましょう。
4. エルニドでの最初の晩餐:「The Clay Kitchen」
セブ島からのフライトとエルニドまでの長距離ドライブで疲れ果てた私を癒してくれたのは、空港近くのLioビーチ(リオ・ビーチ)にあるレストラン「The Clay Kitchen」でした。活気があり、心地よい生演奏が流れる最高の雰囲気です。

焼きたてのモチモチピザと冷えたビールが、ボロボロの体に染み渡ります。「フィリピンの離島でこれほどクオリティの高い食事が楽しめるなんて」と、良い意味で期待を大きく裏切られる最高の夜になりました。お会計は約4,000円。この雰囲気ならコスパはかなり高いです。
まとめ:地獄の先に待っていたものは……
心身ともに抜け殻のようになった初日でしたが、美味しい食事とエルニドの空気感に触れ、少しずつ「来てよかった」という実感が湧いてきました。
さて、いよいよ翌日からはエルニド観光のメイン、アイランドホッピングに出発します!まずは、圧倒的な透明度に言葉を失った「Tour A」の様子を詳しくレポートします。
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