ワーホリ・留学中に日本の電話番号を格安で維持する方法

ワーホリ準備

オーストラリアへの出発準備。英語学習や留学準備、パッキングや航空券の手配に追われる中で、意外と判断に迷うのが「今使っている日本の携帯番号をどうするか」という問題です。

「海外にいる間は使わないから解約してもいいかな?」 「でも、帰国したときに同じ番号が使えないのは不便かも……」

そんな悩みを持つ方に向けて、格安SIM利用歴が長く、20年近く同じ番号を保持し続けている私が、実際に検討した選択肢と、最終的に「日本通信SIM」を選んだ理由、そして1年以上の運用で感じたリアルな感想をまとめました。

1. 日本の番号をどうする?3つの選択肢

海外へ行く際、日本の番号を扱う方法は大きく分けて3つあります。

①今のプランをそのまま継続する

大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)などのプランをそのまま維持する方法です。

  • メリット: 手続きの手間がゼロ。長期契約の特典(ポイントなど)が継続される。

  • デメリット: 使っていないのに毎月数千円の基本料金が発生し続ける。年間で数万円の大きな出費になる。

②解約する(番号を保持しない)

思い切って解約し、コストを完全にゼロにする方法です。

  • メリット: 維持費が一切かからない。

  • デメリット: 2度と同じ番号は取得できない。最大の懸念は「SMS認証(2段階認証)」ができなくなることです。

③格安キャリアへ乗り換えて保持する

月額料金の安い格安SIM(MVNO)にMNP転出し、維持費を最小限に抑える方法です。

  • メリット: 月数百円で番号とSMS受信環境を維持できる。

  • デメリット: MNPの手間(事務手数料やSIMの差し替え)が発生する。

2. 「番号を捨てる」のが現代ではハイリスクな理由

実は、今の時代に日本の番号を捨てるのは非常に危険です。 日本の銀行アプリへのログイン、クレジットカードの不正利用確認、SNS(メルカリやLINEなど)の引き継ぎなど、あらゆるサービスで「日本の番号へのSMS認証」が求められます。

もし海外でこれらが必要になった際、日本の番号が手元にないと、自分のアカウントから締め出されてしまう「詰み」の状態になりかねません。私はこのリスクを考え、「コストを抑えつつ、番号は絶対に保持する」という道を選びました。

3. 長年連れ添った番号を守るための「出口戦略」

私自身、これまでにQTモバイル、楽天モバイル、BIGLOBEモバイルなど、数々の格安SIMを渡り歩いてきた「格安SIMユーザー」でした。

今の番号は、ガラケー時代から数えて気づけば20年近く使い続けているもの。人生の半分以上を共にし、あらゆるサービスに登録しているこの番号を手放す選択肢はありませんでした。

私の希望はシンプルです。

  • 番号を絶対に変えたくない

  • 海外にいる間のコストは極限まで下げたい

  • キャリア変更の手間は全く苦にならない

この条件で当時の市場を見渡し、最終的に選んだのが「日本通信SIM」でした。

日本通信SIMの公式サイトはこちら。

4. なぜ「日本通信SIM」を選んだのか

当時、基本料0円の「povo2.0」という選択肢もありましたが、私はあえて日本通信SIMを選びました。

理由は「管理の楽さ」です。 povoの場合、180日ごとに何らかの有料トッピングを購入しないと利用停止になるという「180日ルール」があります。慣れない海外生活や仕事に追われる中で、この「半年に一度のタスク」を忘れてしまい、気づいたら20年守った番号が消滅していた…。という事態だけは避けたかったのです。

その点、日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」は、月額290円を支払うだけで、何もしなくても番号が維持されます。

  • 月額290円: 年間でも約3,500円。飲み会1回分以下のコスト。

  • SMS受信: 海外でも日本のSMSを無料で受信可能(一部条件あり)。

  • 安心感: 放置していても番号が消える心配がない。

この「安心を290円で買う」というシンプルさが、忙しい出発前の私には最適解でした。

5. 実際に1年以上運用して分かったメリット・デメリット

セブ島での語学留学やオーストラリアでのワーキングホリデー生活が始まり、日本通信SIMをサブ回線(eSIM)として運用してみた結果です。

メリット:帰国した瞬間の圧倒的な安心感

一度だけ日本へ一時帰国した際、この選択をして本当に良かったと感じました。 日本の空港に降り立った瞬間、スマホの設定を切り替えるだけでいつもの番号で通信が始まる。家族への連絡や、空港からの移動手段の確保もスムーズ。この「帰国後すぐに100%の状態で動ける」感覚は、大きなメリットでした。

デメリット:正直、海外では出番がほぼない

実際のところ、私の場合はセブ島での語学留学やオーストラリアでのワーキングホリデー生活の中で日本のSMSを受信する機会は、年に一度あるかないかでした。ほとんどの期間は「ただ290円を払い続けているだけ」の状態です。

しかし、これは「保険」のようなものだと思っています。何も起きないのが一番ですが、いざ銀行の認証が必要になった際、手元にSIMがあるという安心感は、290円以上の価値がありました。

6. まとめ:番号維持は「未来への投資」

日本の携帯番号をどうするか迷っているなら、私は「格安SIMへの乗り換えによる保持」を強くおすすめします。

  • 安さ重視なら: povo2.0(ただし180日ルールに注意)

  • 安心、手間なし重視なら: 日本通信SIM

20年使い続けた番号は、一度捨ててしまえば二度と戻りません。 わずか数百円のコストを惜しんで、帰国後の手続きやセキュリティ認証で泣きを見るのはもったいない。

将来のプランまでを見据えて、賢く番号を維持することが、ストレスのない海外生活と、スムーズな日本帰国への第一歩になりますよ!

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