これからオーストラリアワーホリを目指す人にとって、お金の不安は尽きないですよね。ネットを見ると「50万で十分」という声もあれば、「最低でも150万円、できれば200万円」なんて書かれていることも多く、絶望している方もいるかもしれません。
このように金額のレンジがあまりにも広いため、どの意見が正しいのか分からず、準備を進められずに迷ってしまっていませんか?
結論から言うと、私は総額120万円ほどの貯金で日本を出国しました。しかも私の場合は、オーストラリアに行くだけでなく、「フィリピン・セブ島での3ヶ月留学」と「1ヶ月の東南アジア周遊」をその予算内でやりくりするという、かなり攻めた計画でした。
この記事では、30代ギリホリでアデレードにたどり着いた私が、どのようにその資金をやりくりし、オーストラリア到着後にどのような「ギャンブル」を経て生き延びたのか、リアルな体験談をすべて公開します!
1. 出国時の総貯金は120万円!その内訳と渡航プラン
私が日本を出国した時の通帳の残高は、だいたい120万円ほどでした。先述の通り、私のプランは「日本 → セブ島(語学留学 3カ月)→ 東南アジア周遊(1ヶ月)→ オーストラリア」という大移動プラン。
「120万円で足りるの?」と思われるかもしれませんが、実は出国前に以下の費用はすべて支払い済みでした。
- フィリピン・セブ島の語学学校の学費・滞在費(3ヶ月分)
- 東南アジア周遊を含むオーストラリアまでの航空券
- オーストラリア到着後の最初の1ヶ月分の語学学校の学費
- オーストラリア最初の1ヶ月分のシェアハウス(学生向け)の家賃
つまり、実質的に「現地で自由に使える動くお金(軍資金)」として手元に残っていたのは、東南アジア周遊の費用を引くと、約100万円程度という状態でした。

2. ブリスベン到着!最初の1ヶ月の超節約生活とリアルな出費
私は最初の都市として、クイーンズランド州の「ブリスベン」を選びました。到着後の1ヶ月は、日本で事前に支払いを済ませていた街の中心部にある学生向けシェアハウスに住みながら、語学学校へ通う日々。
家賃がかからないとはいえ、仕事が決まらなければ来月からの生活が確定しない状態です。「とにかくお金を減らさないこと」を最優先に、徹底的な節約生活を送っていました。
実際の食費は1ヶ月で約5万円!私の限界節約メニュー
当時の私のリアルな食生活はこんな感じでした。
- ランチ(5〜10ドル): 幸いなことに、当時はマクドナルドがキャンペーンをやっていたため、毎日安いハンバーガーを購入して5〜10ドル以内で済ませていました。
- ディナー(自炊で数ドル): 夜は毎日、スーパー(ColesやWoolworths)で一番安いパスタを買い、自炊で安上がりに済ませていました。
友達と豪華な外食に行くことも我慢し、ランチと自炊を徹底した結果、最初の1ヶ月で使ったお金はわずか5万円ほど。軍資金をほとんど減らさずに過ごすことができました。

3. 到着5日目で面接獲得!?ブリスベンからアデレードへの大博打
「仕事が決まらなければ、来月からの生存ルートがない」そんな強い危機感があったため、私はブリスベンに到着した瞬間から、何よりも「仕事探し」に一番時間を費やしていました。
しかも、当時の私は年齢的にもセカンドビザ(ビザの延長)が取れるかどうかのギリギリの年齢。いわゆる「ギリホリ」です。
そのため、「ブリスベンでおしゃれにカフェで働きたい」といったこだわりは一切捨て、オーストラリア全土を対象に仕事を探しました。その結果、到着してわずか5日目で、南オーストラリア州アデレードにあるミートファクトリーのインタビュー(面接)のアポイントを取得したのです。
インタビュー落ちたら終わり。ブリスベンからの遠隔ギャンブル
ここからが、私のワーホリ最大のギャンブルでした。面接のためにブリスベンからアデレードへ移動しなければなりませんが、当然、面接に受かる保証はありません。
もしインタビューで落とされたら、移動費も、アデレードの新居の契約も、すべてが無駄になる「背水の陣」状態。それでも私はチャンスを掴むため、アデレード行きのチケットを握りしめました。
4. 新天地アデレードへ。車探しと別の「焦り」
運命のインタビューの結果……無事に合格!アデレードでのミートファクトリー勤務が確定しました。
アデレードに移動してからは、工場への通勤に必須となる「車探し」に全てのエネルギーを注ぎました。オーストラリアでの車購入は大きな出費ですが、幸いにも「仕事が始まる=来週から確実にお金が入ってくる」という絶対的な安心感があったため、貯金が減ることへの恐怖はありませんでした。

しかし、金銭的な不安が消えた代わりに、別の不安が襲ってきました。それは、「果たして自分は、あの過酷と言われるミートファクトリーの仕事を継続できるのだろうか…?」という肉体的なプレッシャーでした。お金の焦りが、仕事への焦りへと変わった瞬間でした。
5. ぶっちゃけ貯金はいくら必要?
実際に貯金120万円でワーホリに挑戦した私から、これから渡航する人へ伝えたいアドバイスが2つあります。
①貯金はあればあるほど「心にゆとり」が生まれる
お金が少ないと、日々の買い物や友達からの誘い、挑戦したいことに対して「支払うことに躊躇(ちゅうちょ)」してしまいます。そうなると、せっかくのワーホリなのに精神的に窮屈になってしまいます。貯金は、あればあるほど心の安定剤になります。
しかし、たとえ手元の資金が少なかったとしても、人生で今しかできない、限られたオーストラリアでの生活や経験には、決してお金には変えられない価値があります。 お金をケチって何もしないまま大切な時間を浪費してしまうくらいなら、徹底的に工夫して、今ある予算の中で全力で現地の生活を味わい尽くすべきです。
②親に借金してでも、今すぐ来る価値がある
もし今、年齢的にギリホリで「お金が貯まるのを待っていたらビザの年齢制限が切れてしまう」という人がいるなら、信頼できる家族に借金をしてでも今すぐオーストラリアに来るべきだと私は思います。
なぜなら、オーストラリアで安定した仕事(特にファクトリーやファームなど)さえ見つければ、月に20万〜30万円は当たり前のように貯金できるからです。家族からの借金なんて、働き始めて2〜3ヶ月で一瞬でペイ(完済)できます。お金が原因でワーホリの年齢制限を過ぎてしまうことの方が、人生において圧倒的に大損失です。

まとめ:あなたの行動力次第で、貯金額の壁は超えられる!
ネットの「貯金〇〇万必須」という言葉を真に受けて諦める必要はありません。
私の体験談のように、最初の1ヶ月を徹底的に節約し、都市にこだわらず必死に仕事を探す行動力さえあれば、少ない軍資金からでも大逆転して、毎月大金を貯金できるようになります。
ワーホリ成功の鍵を握るのは、口座の残高ではなく、あなたの「一歩踏み出す勇気と、泥臭い行動力」です。お金を理由に諦めようとしているそこのあなた、ぜひ一歩を踏み出してみませんか?アデレードの地で、最高の経験が待っていますよ!



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