【実体験】オーストラリアのビールおすすめ6選!過酷な労働後に最高の銘柄を厳選

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ワーホリでオーストラリアに来る人の多くが、「ビザの延長」という目標のために、日本では未経験の肉体労働に励むのではないでしょうか?

強烈な日差しの下でのファーム作業、目まぐるしい速さで流れてくる商品のパッキング、そして埃にまみれる建設現場……。慣れない重労働に身体は悲鳴を上げ、時には孤独や言葉の壁にぶつかり、途方に暮れた経験がある人も少なくないはずです。

しかし、そんな環境だからこそ得られる「最高の瞬間」があります。それは、共に汗を流した仲間たちと、仕事終わりに交わす「乾杯の一杯」です。

あのキンキンに冷えた缶の感触、プルタブを引く音、そして喉を通る瞬間の衝撃。あの瞬間だけは、全身の疲れも心の悩みもすべてが吹き飛ばされるような気がします。

今回は、ビール好きの私が、オーストラリア滞在中に飲み比べて、心から「旨い」と感じた銘柄を厳選してご紹介します。

1. まずは知っておきたい!ビールの主な種類

オーストラリアの酒屋(ボトルショップ)へ行くと、その種類の多さに圧倒されるはずです。

基本のスタイルとしては、

  • Lager(ラガー): 日本で最も一般的なタイプ。喉越しが良く、キレがあるのが特徴。暑い日の作業後に最適です。
  • Pale Ale(ペールエール): ホップの華やかな香りとフルーティーなコクが特徴。最近のオーストラリアで大人気のスタイルです。
  • IPA(アイピーエー): ホップを大量に使用した、強烈な苦味と香りが特徴のスタイル。アルコール度数も高め(6%〜7%など)が多く、ガツンと酔いたいビール通に大人気です。
  • Mid-Strength(ミッドストレングス): アルコール度数が3.5%前後のもの。昼間のBBQや、明日も早い現場の夜に重宝されます。

2. 私が「旨い」と感じた厳選銘柄

前提として、日本でも容易に手に入る銘柄は除外し、これぞ「オーストラリアビール」というラインナップでまとめてみました。

①VB (Victoria Bitter) – 労働者のソウルドリンク

オーストラリアのビールを語る上で、絶対に外せないのがこの「VB」です。

緑色のラベルは、オーストラリアのパブやボトルショップで最も目にする、いわばこの国のアイコンです。
その名の通り、しっかりとした「苦味(Bitter)」が最大の特徴です。洗練された都会的な味わいというよりは、無骨で野性味あふれる、まさに「現場」の味。ファームや工事現場で一日中働いた後、泥がついたままの服でガツンと飲むのにこれほどふさわしいビールはありません。

② Coopers Pale Ale (Green Label) – 伝統の濁りとコク

南オーストラリア州アデレード発祥の「クーパーズ」。

なかでもこの緑のラベルのペール・エールは、ビール好きなら避けては通れない名作です。
最大の特徴は、缶の底に沈殿している「酵母」です。クーパーズの缶には、実は「二次発酵」のための酵母が生きています。そのため、飲む前に一度缶を逆さまにして、ゆっくりと回転させて中の澱(おり)を混ぜるのがクーパーズ流の儀式。この「濁り」こそが旨味の正体で、フルーティーな香りと深いコクが楽しめます。

③ Hahn SuperDry – 驚くほどキレる、現代の定番

「重いビールはちょっと……」という気分の時に最適なのが、このハーン・スーパードライです。

その名の通り、糖質を極限まで抑えた製法で作られており、後味が非常にスッキリしています。
日本のビールの喉越しに近い感覚があるため、日本人ワーホリ勢には間違いなく馴染む味です。炭酸の刺激が強く、キレが抜群。週末のBBQで肉を焼きながら何本も空けるようなシーンにぴったりです。

④West End Draught – 【個人的No.1】南豪の誇り

ここで私の「最推し」を紹介させてください。南オーストラリア州を中心に絶大な人気を誇る「ウエストエンド」です。

個人的には、オーストラリアで飲んだあらゆるビールの中で、これが一番好きです。

モルトの微かな甘みと、ホップの苦味のバランスが驚くほど絶妙なのです。どれだけ飲んでも飽きが来ず、一杯目も、五杯目も、常に「あぁ、旨い」と思わせてくれる安定感があります。まさに「毎日頑張る労働者のための、最高の普通」を体現したビール。もし皆さんがアデレード近郊に滞在するなら、ぜひ「赤いラベル」のこれを探してみてください。

⑤ Great Northern Super Crisp – 圧倒的な飲みやすさ

ラベルに描かれたカジキが目印で、今や全豪で最も売れているビールの一つです。

最大の特徴は、その「軽さ」と「透明感」にあります。癖がまったくなく、水代わりに飲めてしまうほどの爽快感。

ただし、アルコール度数が低め(3.5%前後)に設定されているため、私のようなビール好きからすると、少し物足りなさを感じるのも事実。暑さを凌ぐための水分補給に近い感覚で楽しむのが正解かもしれません。

⑥XXXX Gold (フォーエックス) – クイーンズランドの定番

クイーンズランド州の誇り、通称「フォーエックス」。

こちらも非常に飲みやすく、苦味を抑えたライトな設計になっています。飲み口が非常にマイルドなので、ビール特有の苦味が苦手な人でも楽しめます。過酷な環境でもスルスルと飲めてしまう、親しみやすい一杯です。

3. ビールと共に刻む、一生モノのワーホリ記憶

オーストラリアでの生活は、決して楽なことばかりではありません。言葉が通じず悔しい思いをしたり、慣れない仕事で体中が筋肉痛になったり、ビザの期限を数えて不安になる夜もあるでしょう。

しかし、そんな日々の中でこの国のビールは、単なる飲み物以上の「癒しの種」になってくれるはずです。

ビール片手に同僚と仕事の愚痴をこぼし合ったり、シェアハウスの庭で将来の夢を語り合ったり。ビールの味と共に刻まれた記憶は、ワーホリという挑戦を終えた後、あなたの人生において何物にも代えがたい財産になります。

もしあなたが今、オーストラリアのどこかで汗を流しているなら、今日もお疲れ様でした。今夜は冷蔵庫でキンキンに冷えたあの一本を開けて、自分自身を労ってあげてください。

Cheers!(乾杯!)

※オーストラリアは飲酒のルールや飲酒運転に対して非常に厳しい国です。この国のルールをしっかり守り、飲みすぎに注意して、適度に楽しみましょう。

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